前回は、最近、海外からの発送トラブルが多いというお話しをしました。
【仕入れをしている海外のショップからの連絡が途絶えました】
https://www.import-business.jp/e_buy/3616/
問い合わせの返信がなかったり、届いた商品が間違っていたりですが、「やっぱり海外からの仕入れは怖い」と思ってしまいますね。
ですが、仕入れ全体的に見ると少ない確率なのでご安心くださいね。
海外から仕入れる数が増えてくると、どうしても割合で、そんなトラブルもあるということです。
トラブル話について問い合わせを多くいただいたので、せっかくなので、こんな時どうする?というお話しをします。
海外仕入れトラブルでよくあるのが、注文した商品と違うというものです。
そんな時、いくつか選択肢があります。
まずは、返品および交換です。
ショップへ連絡をして、「注文した商品と違う」と伝えましょう。
英語に自信がない方は、箇条書きで文章を作成して、Yahoo!翻訳などの無料翻訳サイトで英文を作ってください。
コツは、作成した英文をもう一度翻訳にかけて日本語にすることです。
ちょっと表現がおかしいくらいであれば大丈夫です。意味が通じなかったり、意図する内容と違う文章になっていたら、再度日本語文を作成して翻訳してください。
もしくは、コニャック翻訳などの有料サイトを利用すれば、こちらの意図をくみ取った形で英文を作成してくれます。
納品も早いので、急いでいる方でも安心です。
・コニャック翻訳
https://conyac.cc/ja
ショップから回答があるまでに、返品ポリシーを確認して、どんな手続きが必要なのかを調べておきます。
こちらも無料の翻訳ソフトや、Google Clomeのページ翻訳を使えば意味は理解できるはずです。
こちらに過失がない場合、基本的には販売元のショップが国際送料を負担してくれますので、手続き方法を確認しておきましょう。
ただし、関税を支払っている場合には、少々手続きが複雑になりますので、税関に直接問い合わせてみてください。
電話でもメールでも受け付けています。
・税関 Japan Customs
http://www.customs.go.jp/
上記のように、返品や交換は少々手間がかかります。
そこで私の場合、間違って送られてきた商品の買取を検討します。
市場を見て売れるかどうかの判断をして、売れそうであれば、買いとるためのディスカウント交渉です。
販売元のショップとしても、国際送料を支払った上、発送トラブルのリスクもある商品の返送は望んでいません。
できることなら、ディスカウントしてでも買い取ってほしい、そう思っているところが多いです。
なので、例えばサイズが大きすぎたり、需要がまったくなさそうな商品でないようであれば、安く買い取って売ってしまうのも選択肢の一つです。
こちらも返送する手間が省けますので。
あと最後に、こんなこともあります。
「新しく受注商品を発送します。間違った商品は返送不要です。」
商品もそのまま持ってていいよ。っていうことです。
私の場合、そのまま売ってしまうことが多いですね。
海外のショップでは、注文を受けるところと、発送をする場所が違うことが多いです。
アウトソージングという形で、業務を完全に分けているためです。
そうなると、どうしても一定の割合で発送のミスが出てきてしまいます。
確かにめんどうなのでミスは困ってしまいますが、起こってしまったことはどうしようもないので、こちらはどうするか?をしっかり決めておきましょう。
気持ちを切り替えて次に進むしかありませんからね。
でもホント、最近多いので気をつけてほしいです・・・。
と思ってたら、お詫びのおまけアイテムが同封されていました。
そのブランドの非売品のバッグなのでそのまま売れます。
良くないこともあれば、良いこともありますね。