輸入をする上で一番不安な関税!私の経験をお伝えします【コラムVo.16】
こんにちは。諏訪です!先週の土日、主人の仕事の手伝いで新潟まで行ってきました!新潟で行われるイベントのお手伝いです。ちょっと大きいものを運びますのでトラックに乗って夫婦で。新潟遠かったです。
イベントの前日に新潟に入り、新潟グルメを堪能しました。初めてトラックで遠出をしましたが、高さがあるので景色がとってもよかったです。米どころ新潟はお米の収穫時期らしく稲穂が黄色く色づいていて季節を感じました。
景色は良かったですけど、イベント設営と往復約12時間のドライブはさすがに堪えました(^_^;)
そして翌日は平日なのでいつも通り仕事でしたが、何とか頑張り先週を乗り越えました。健康であることに感謝です。
あ、ちなみに新潟でもラーメン食べましたよ。「三吉屋」さんのラーメン。かなり美味しかったです。後から知ったのですが新潟の名店だそう。
最近のお話を。関税のお話です。昨日買い付けた商品が到着し課税されました。かからなかったらラッキーだな…とおもいつつ絶対かかるだろうなと思って構えていましたら予想通りの課税。スニーカーを6足買って商品の合計金額が5万円位。課税額は4,200円でした。うん、まずまずの課税額(笑)
写真は郵便局から到着した荷物!デカデカと赤い「税付」シールが貼られています。そんな大きいシール貼らなくてもーーって感じです(笑)
先日もこちらで値段の付け方のお話をしたのですが、商品の販売価格を決めるときに私は現地の商品代金+送料にプラス課税分として商品代金の10%くらいの金額を上乗せして仕入れ値を考えています
せっかく注文が入って買い付けたのに予想外の課税で赤字になると精神的ショックが大きいですし、なによりせっかく売り上げが立てられたのに赤字になるのはもったいない!
ですから課税されそうなものに関してはあらかじめ仕入先の商品代金の10%を税金分として上乗せして販売価格を決めています。
では何故10%なのかと言いますと…。これは経験上の話になってきます。
一応税関のHPに商品ごとの関税率や計算式が書いてあるのですが…
http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/zeigaku.htm
いちいちこの計算式に当てはめて予測される関税を計算していては作業が前に進みません。品目ごとに関税率が違いますし。
私が過去、課税された時の金額を計算してみましたら毎回だいたい、現地の商品代金の10%くらいの課税だったので、この数字で計算しています。
今回もやはり多少の誤差はあるものの概ね予想通りです。6足スニーカーを買って、一個あたりの値段がだいたい8,500円位。ですので10%で1足につき850円の課税を予測していました。今回は6足で4,200円の課税でしたので1足あたりの課税額が700円。こんなもんです。
本来なら、スニーカーとはいえスエード素材が使われているので革靴の扱いと同じになります。前にも計算式を載せましたが、購入価格の60%の金額が課税の対象となり、その60%の金額に30%課税もしくは、4,300円のどちらか高い方の金額が課税されます。
今回の場合、1足当たり8,500円でしたので、
8,500円×60%=5,100円。5,100円が課税対象となります。
5,100円×30%=1,530円。この1,530円は4,300円より安いので、この靴にかかる税金は4,300円ですね
そう考えると今回は1足3,600円得したって事になりますね。
毎回課税に関してはいろいろなパターンがあるので、色々こなしていくとある程度自分の基準がみえてくるかもしれませんね。こればかりは経験をしていって学んでいく必要があります。
今回はあくまで私のリアルな経験上の課税のお話をさせていただきました。なので、みなさんとも一度に買う個数や一定期間の買い付け量とかによっても課税のされ方が変わってくるのだと思います。ひとつの情報として参考にしてみてください!