ヤフオク販売で収入をつくり、成功したいなら、「売りたいモノより売れるモノ」です。
これはヤフオクに限らず、物販で成功するためには、大前提として持っておくべき考え方になります。
ですが、本当は売りたいモノがある。という方も少なくないと思うのです。
自分でビジネスをするならば、この先、自分の力で生計を立てていきたいのなら、本業とは別に副業を持ちたいのなら、稼いで家族を養っていきたいのなら、好きなことを仕事にすることに私は大賛成です。
そのためにはぜひ、自分が売りたいモノを売り、収入をつくっていっていただきたいと思います。
ですが大事なのでもう一度言いますが、大前提は、「売りたいモノより売れるモノ」です。
ではどうすれば、自分が好きな(売りたい)モノを売って、成果をあげることができるようになるのでしょうか?
それは、正しい順序で取り組めばいいのです。
「マーケットイン」「プロダクトアウト」という言葉があります。
マーケットインは、ユーザーが求めているものを提供していこうとされるもので、市場で“売れるものだけ”を売っていこうとする考え方です。
一方、プロダクトアウトは逆の考え方、供給者主動での商品提供になります。
ヤフオクでモノを売って利益を得ようとする場合、
ユーザーが欲しいもの=マーケットイン
販売者が売りたいもの=プロダクトアウト
という考え方になります。
私のところへヤフオクや輸入ビジネスの相談に来る方の、だいたい半分くらいが、「〇〇を売りたいんです」というように、売りたいものがすでに決まっています。
そこでいつも質問をしているのですが、「その〇〇は、売れるモノですか?」と聞くと、9割以上の方が、まだわからないと言います。
売れる商品であればオッケーですが、そうでなければ、一度、売りたい商品のことはストップしてください。
まずは、ヤフオクという市場で売れるものを扱い、ちゃんと利益を取ることです。
そしてそれから、売りたい商品を売るようにしましょう。
ヤフオクで売れるモノかどうかは、商品リサーチにかかっています。
ヤフオクという市場を的確に見極め、売りたいモノとのすり合わせをしていきます。
そのためには、ヤフオクで過去に売れたデータが必要です。
●過去の落札相場を調べるには
過去の落札価格を調べるには
何が、いくらで、どれくらい売れたのか?マーケットインの視点で考えてみてください。
「なぜ、その市場でニーズがあるのか?」です。
そしてさらに、それはどんな風に売られていたのか?
商品画像や商品説明、販売者との関係まで細かく見ていきます。
ここでのポイントは、その商品に精通した販売者を見つけることです。
評価をチェックすれば、これまで売ってきた商品がわかります。
●評価一覧ページの見方
評価一覧ページの見方
同じジャンルの商品を取り扱っていれば、その商品に詳しい、専門知識がある販売者ということです。
これはプロダクトアウトの視点から考えてみてください。
「なぜ、販売者はこの商品を売っているのか?」です。
ヤフオクで売れないということは、利益が取れないということです。
逆に、ヤフオクで売れるということは、利益の取りようがあるということです。
安い仕入れ先を探したり、関連商品を探したり、まとめ売りをしたり、試行錯誤できます。
さらに、ヤフオクで売れるモノはアマゾンでも売れやすいです。
販売チャンネルも広げられますね。
まずは売れるモノで市場を読めるようにして、売れるモノをその市場に合わせていきましょう。
売りたいモノが売れるモノになった時こそ、成果がドカンと伸びる時です。
楽な道のりではないかもしれませんが、達成できた!というご報告をお待ちしています。