輸入ビジネスは、小さく始めて大きく展開できる、個人が取り組むには理想的なビジネスモデルです。
副業であまり手間をかけずに、お小遣い程度を稼ぎたい人。
本業としてしっかり力を入れて、メインの収入にしたい人。
自分の目的やペースによって、輸入ビジネスのカタチができます。
ですが、始めてみたものの、思ったほど成果があがらない。
ここで多くの人が辞めてしまうポイントがあります。
輸入ビジネスで多くの人が挫折をしている原因とは?
その理由は簡単で、気持ちがついていかないことにあります。
「これだけやったのに、これっぽっちの利益」ということで、やる気がどんどん失せていくようです。
この問題は、自分の報酬を労働対価で考えてしまっていることにあります。
時給にすると、、、これではやっていられない。という風に。
私が直接、この時にお話しを聞ける状態にある人へは、そのまま続けてもらうようアドバイスをしています。
この「ワリに合わない」という前提があるからこそ、その後の、「非常識な成果」も手に入るのを知っているからです。
輸入ビジネスで時給が大幅にアップした人たち
今年1月に輸入ビジネスを始めた主婦のSさんは、ヨガのウェアをヤフオクで販売しています。
お子さんとなるべく一緒に居たい。そんな思いをずっと抱えていました。
パートにも行き、満足に時間を取ることができない中、そばにいてあげられるようにと輸入ビジネスを始めました。
最初は時給にすると100円にも満たなかったはずですが、あきらめずに続けた結果、月30万円以上の利益をコンスタントに得ています。
お仕事時間は月平均で50時間程度なので、時給にすると6000円になります。パート時代の7.5倍です。
ドッグトレーナーのMさんは、愛犬にお金も時間も使いたいということで、約1年前にバイマ販売を始めました。
当初はファッションやブランドの知識がなくて売れないという、“思い込み”によって、なかなか前へ進めませんでした。
ですが、それであれば「ペット用品」を売ろう、ということになり、高級ペットアイテムを出品し、バイマの売上ランキングも急上昇中です。
時給にすると5,000円くらいになりました。
今までのドッグトレーナーのお給料から考えると、自分の夢が手に入りそうだと思えるようになったそうです。
しかも2人とも今後、努力次第でいくらでも成果を積み上げていけるのです。
成功のポイントはたった2つです
今回、それぞれ環境の違う2人の事例をあげましたが、始めて間もなく「うまくいかない。やり方が悪いのでしょうか?」という質問が来るようになりました。
そこで私が提案したのは、たったこれだけのことです。
1.自分が得意なことを活かすことで専門家になれないか?
2.「誰が喜ぶか」、「どんな人が満足するか」を追求すること
例えば、ドッグトレーナーのMさんは、自分の知識や経験を活かし、犬の服や首輪など、専門家+輸入バイヤーとして活動しました。
購入後も、何でも相談できるようにしているので、お客さんからもリクエスト注文が入るそうです。
売れるし楽しいし、熱も入るのでさらに成果を伸ばしています。
主婦のMさんは、ダイエットをしたい人を対象に、ヨガのグッズが売れないかどうかを模索しました。
忙しい中、週1回、実際に自分でヨガにも通いました。
そうすると、会員さんがどんな悩みをもってヨガに来ているのか、どんな目的を持っているのか、ニーズがより鮮明になりました。
その悩みを解決し、ニーズを満たすウェアを海外で探していったのです。
また、会員が増える時期、レッスンに多く来る時期など、ユーザーの動向をつかめるようにもなりました。
夏前(海)、今の時期(季節)、年明け(正月太り)、春先(結婚式)など、必要とされているタイミングに合わせて大量に安く仕入れ、
しっかり売りさばいています。
モチベーションを落とさず作業を続けるには
輸入ビジネスの作業は、確かに自分自身で行う孤独になりがちなことです。
ですが苦行のように行っていてもツラいだけです。
大変なのは変わりないかもしれませんが、その中でも、「楽しみ」や「やりがい」を見つけてほしいのです。
なぜなら、成功している人はみんなそうだったからです。
私は起業して10年、セミナーや勉強会などを通じて、たくさんの人に会ってきました。
個人コンサルティングでは、最低でも半年以上、たくさんの人の成功の過程をそばで見てきました。
成功する人には成功する考え方があります。
元から備わっている人、あとから手に入れた人、結局は、成功するにはスキルやノウハウではなく、考え方があることが前提だと思っています。
そのためにできることはまず、「やめずに続ける」ということが大事です。
成功した人を見ていると、「売れてなくても楽しそう」という共通点があります。
好きだから楽しもう! 誰かに喜んでもらおう! そんな気持ちがあって続けていく人は、必ず、どこかでチャンスに巡り合えています。
これはどの仕事でも同じですね。
楽しそうに続けていると、チャンスは舞い込んできますから。