輸入ビジネスを始めたばかりで、なかなか利益が出せなくてお困りではありませんか?
また利益が出ていたとしても、続かずに減ってしまってはいないでしょうか?
その理由は様々ですが、このように悩んでいる人が多いです。
- 参入者が増えて同じ商品を売る人が増えた
- ライバルに商品をパクられた
- 価格競争に陥ってしまった
すぐに対策を取らなければ利益は増えませんし、輸入ビジネスを続けることもできなくなります。
そこで、今すぐに利益を増やせる方法を取りましょう。
輸入ビジネスで今すぐできる利益を伸ばす方法
輸入ビジネスで利益を増やすもっとも効果的な方法は、仕入価格を安くすることです。
同じものを買うのであれば、少しでも安くした方が得だということです。
そのために必要なのが、仕入れ先との値下げ交渉になります。
輸入ビジネスで仕入れ価格を抑えるための値下げ交渉
海外の仕入れ先に直接、仕入れ価格を値下げしてもらうための交渉をおこないます。
交渉とはいっても、それがたとえ海外ショップの場合でも、知識や経験は必要ありません。やることはとてもシンプルです。
値下げ交渉がうまくいかない人の特徴
大事なのは、こちら側の「買うための意思」をちゃんと伝えることができるかどうかです。
そのため、このような値下げ交渉をする人は失敗します。
- 大幅な値下げを提案する
- 一方的に値下げのことしか伝えない
- 買うための条件を提示しない
値下げ交渉はあくまで、仕入れをしたい意思があり、そのためにおこなう条件の交換だということを覚えておいてください。
そうすれば、値下げ交渉のやり取りはスムーズにいきます。(100%成功するわけではありません)
輸入ビジネスの値下げ交渉のやり方とは?
値下げ交渉は条件の交換とお伝えしましたが、具体的にはこのような流れになります。
「その商品を〇個買いたいので、〇〇ドル安くしてくれませんか?」
一方的に「安くしてほしい」と言っても、相手は良い気分をするはずがありません。
お互いにWIN-WINになるにはどうすればいいかを考えることが大切です。
値下げ交渉を成功させるポイントとは?
よくある話ですが「最初はムチャな要求をしろ!そこからが交渉だ」といって、いきなり半額などを提示するようすすめている人もいますし、実際にやっている人もいます。
ただそれは、相手(仕入れ先)のことを考えているのでしょうか?
またこの人に買って欲しい、この人と取り引きをしたいと思ってもらえるでしょうか?
交渉は相手との関係を築くことでもあります。
これは経験談ですが、仕入れ先と仲良くなるとで、商品の「取り置き」や「お取り寄せ」などをしてもらえましたし、日本人に売れている商品の情報ももらえました。
英語ができなくても海外から仕入れ(輸入)はできる
海外からの仕入れは、もちろん全て英語になります。
ただ言語はあくまでコミュニケーションのツールですし、明確なルールがあるわけではありません。
マナーやモラルは必要ですが、大切なのは使い方や、やり取りの内容です。
英語が話せなくても、仕入れに支障はありませんのでご安心ください。
また英語そのままでも、私たち日本人はある程度、見慣れているので簡単な単語は理解できるはずです。
それに数字は、英語も日本語も同じなので間違いや勘違いも防げます。
英文を翻訳すれば英語でも簡単に理解できる
仕入れの際の英語はメールでのやり取りなので、わからなければその場で調べて対応が可能です。
Google翻訳やAIの翻訳機能を使えば、簡単に高い精度で和訳してくれます。
それでも不安であれば、有料の翻訳サービスを使っても数百円で済みます。
他にも、英語ができる友人や知り合いがいれば頼んでもいいですし、SNSを利用するのも有効です。
輸入ビジネスで値下げ交渉がうまくいかない場合とは?
値下げ交渉は確かに簡単で誰にでもできますが、交渉すること自体が困難な場合があります。
たとえば仕入れ先が企業などの大手の場合は交渉ができないことが多いです。
仕入れ先が公式ブランドショップや大手デパートなどの場合、メールを送っても返信が来ないことが多々あります。
また、返信があっても交渉はできない提携文のみという場合も。(もちろん、やってみたらできた例もあります)
値下げ交渉がしやすい仕入れ先を見極める
仕入れ先が個人ではなくても、セレクトショップなどの大きくないネットショップについては、値下げ交渉がしやすくなります。
また、値下げがこちらの希望通りではなくても、落としどころを提案してくれたりもします。
値下げ交渉自体は簡単だけど、成立においてはうまくいく時といかない時がある。
だからこそ何度もトライして実践を積み重ね、感覚をつかむことが大切です。
初心者でもできる値下げ交渉のやり方を紹介
仕入れ先との値下げ交渉ですが、やり方は簡単です。
こちら側の希望と条件を箇条書きにしてメールで伝えてください。もちろん英文です。
Hello.
Can you give me a discount $10 if I purchase more than 3 items?
(3個以上買うので10ドル安くしてくれませんか?)
Thank you,
たったこれだけで大丈夫なの?と思われるかもしれません。
ですが英語の場合、日本でのやり取りのような事前のあいさつや社交辞令は不要なのです。
慣れてきたら、条件の内容を増やしたり、もっと細やかな提案をしてみましょう。
輸入ビジネスの値下げ交渉の成功率をさらに高める方法
最後に、より値下げ交渉の成功率を高めるためのポイントをお伝えしておきます。
それは仕入れ先のお得意様になることです。
そのためにリピーターになる準備をしましょう。
できれば本格的な仕入れ交渉を行う前に、週2回ほどのスパンで買い物をしておくと、相手側(仕入れ先)のマーケティングに乗ります。
そのため、長く仕入れ先として利用したい相手には、リピーターとして交渉するのが、大幅な値下げを獲得するコツです。
利益を増やすための値下げ交渉をする
長く付き合いたい仕入れ先であればあるほど、慎重に、そして大胆にコンタクトを取ってみてください。
値下げ交渉はやってもやらなくても、仕入れをすることは同じです。だったら、やった分だけ利益になる方を選ぶことが得策です。