インターネットを使って海外から商品を仕入れ、国内で販売する輸入ビジネスは、日本で人気のビジネスモデルです。
輸入ビジネスは10年以上に渡り、様々なノウハウが公開されていますが、基本的に日本在住であることが前提になっています。
そこで今回は、このような内容で輸入ビジネスを解説していきます。
- 海外に住みながら輸入ビジネスはできるのか?
- 海外在住のメリット・デメリットは何か?
- 海外でもできる輸入ビジネスとは?
海外に住みながらでも、輸入ビジネス(海外からだと日本への輸出)は問題なくできます。
そして何より、海外在住であることのアドバンテージもあります。
海外在住の方、そして海外で暮らしたいと考えている方に、輸入ビジネスのやり方や魅力を知っていただこうと思います。
海外に住みながら輸入ビジネスで収入を作る
インターネットの普及により、クロスボーダー取り引きは今後ますます活発になっていきます。
クロスボーダー取り引きとは、国境が異なる区域を越えておこなわれるビジネスのことです。
最近、海外在住の日本人からのお問い合わせが急増しています。
とくに私の著書をご覧になった方も多いようで、輸入ビジネス(海外から日本への輸出)に興味があるとのことです。
「現地に住みながら輸入ビジネスはできますか?」
というお問い合わせですが、問題なくできます。
たとえば、私の生徒さんの事例では以下のようなものがあります。
- オーストラリア在住の主婦が在宅でBUYMAを始めて月収100万円を達成
- カナダに移住した元バックパッカーが、現地の工場からヨガウェアを仕入れて、ネットショップ販売で1,800着が完売
- ベトナム在住の学生が、革製品のネットショップを立ち上げてコンスタントに月収30万円
このように、インターネットを使えば、世界中どこにいても収入が作れます。
海外に住みながら輸入ビジネスを始める
好きな場所に住むということは簡単なことではなく、時に妥協しなければならないことも多いはずです。
輸入ビジネスという物販は、実際にモノを取り扱うため、収入になるまでの流れがわかりやすいのが特徴です。
どうやって利益が得られるのかが明確なため、継続的に収入をつくることができます。
- バイマで外注化をして人に任せる仕組みを構築して、毎月20万円の安定収入を作った現役バックパッカー
- 学生時代に輸入ビジネスを始めて、月に1回は好きな国へ旅行に出かけるフリーランサー
- 大好きなアメリカを旅しながら仕入れた商品を日本へ販売しているノマド旅人
物販での収入構築は、流行り廃りではなく、長く続けられるのもメリットです。
海外在住のアドバンテージを活かして収入にする
海外に住みながら、そのアドバンテージを活かし、日本に向けてインターネットで商品を販売する人たちが増えています。
私も海外へ旅に出ていて感じたことですが、海外に住んでいる人は行動力があり、性格も明るく前向きで楽しむことがとても上手です。
そのため、自分でビジネスをするのに適しているといえます。
たとえば輸入ビジネスでいえば、発送の問題や、関税のこと、支払い方法や商品の受け渡し、時差による顧客対応など、海外ならではの不都合を感じることもあるでしょう。
海外に住みながら輸入ビジネスをするための不都合を解消する
その解決法の一つとして、自分一人でやらないことが挙げられます。
サポートしてもらう仕組みや、JV(ジョイントベンチャー)などです。
日本在住の人と組むことで、ウィークポイントを補う形になります。
たとえば以前、スペインのフラメンコショップをプロデュースした際は、日本でフラメンコ教室に通っている生徒さんに、販売面を担当してもらっていました。
スペインで商品の企画や生産をおこない、日本で販売に関わるすべてを担ってもらったのです。
自分にできない作業を人に任せる方法
お任せする人は様々な形で集めることができます。
- 知人や友人
- 紹介してもらう
- 募集する
募集に関しては、下記のようなクラウドワーカー募集のサイトで探すことができます。
- クラウドワークス
初心者多め。ユーザーが多いため要望にあわせて仕事の発注が可能。 - @SOHO
取引手数料が無料なので何度でも気軽にやり取りができる。 - シュフティー
初心者多め。主婦の在宅ワーカーさんが多数活躍中。
それぞれ特徴や仕様が違うため、まずはざっくりでいいので、それぞれのサイトをよく確認してください。
たとえば人に任せるにあたり、面識がある方が良いという人もいれば、面識のない方が都合が良いという人もいると思います。
ストレスにならないように、自分の性格に合わせて選ぶことが大切です。
海外に住みながら日本へ向けて海外商品を販売する
海外在住のアドバンテージを活かしながら、日本在住でなければできないことは人に任せる。
そのような役割分担という仕組みの構築こそが、収入の安定につながります。
輸入ビジネスのパートナーを作る
そのためには、自分にしかできない役割を持たなければなりません。
そんな時、輸入ビジネスができる人であれば、すでにその点をクリアできているといえます。
パートナーをつくるのは、さほど難しいことではありません。
日本在住の人であれば、海外に住んでいる「商品を探せる人」を。
海外在住の人であれば、日本に住んでいる「販売業務を任せられる人」を。
海外へ行ったことがある人はわかると思いますが、「日本にあったらいいな」と思うものはたくさんあります。
たとえばオーストラリアでは、シープスキンといわれる羊の毛皮でつくられた製品が昔から有名でした。
時が経って、しばらくした後、高級ムートンブーツになっていました。
今では「UGGブーツ」として世界中で爆発的人気を誇っていて、バイマでも圧倒的な売上をあげています。(現在バイマでは特定の販売者しか取り扱うことができません)
昔、旅行した時はただの羊毛のブーツだったのに・・・。
そんな海外商品はたくさんあります。
輸入ビジネスを始めて海外商品を日本へ売る
今、インターネットを使えば、海外の商品でも自分自身で販売することは簡単にできます。
そしてそれは、日本を介さない国間でもできるのです。
私の場合、中国で作った製品を、オーストラリアのショップに卸して販売していました。(もちろんインターネットを使ってオンラインでも)
仕入れも販売も人に任せていたので、ほぼ自動化になっていて楽でした。
やりたかったことができることになれば、夢が目標になり、そして予定になっていくことでしょう。
その楽しさ、やりがい、魅力を、もっと多くの人に知っていただきたいと思っています。
海外在住の人、将来、海外に住みたいと思っている人はぜひ、輸入ビジネス(日本への輸出)を始めてみてください。